LightWave 3Dで作るセントパトリックスデーの金貨入りの帽子
LightWave 3Dを使い、セントパトリックスデーをテーマに金貨の入った帽子と虹のシーンを作成するチュートリアル動画です。セントパトリックスデーは、アイルランドに由来する春の祝日で、毎年3月17日に緑色の装飾やお祭りが行われ、幸運のシンボルである四つ葉のクローバーや虹、金貨の入った帽子などが象徴とされています。
1. 帽子の作成
LightWave Modelerで金貨の入った帽子を作成します。ポイントモードで帽子の断面をスケッチし、対象性と形状を調整した後、Latheツールを使って立体化します。
2. 帽子の厚み付けとプロキシ作成
帽子にThickenツールで厚みを加えた後、Bullet Dynamics用のプロキシとしてコピーを作成します。さらに、内部にディスク形状の棚を追加して金貨を受け止める構造にします。
3. 金貨のモデリング
DiscツールとBevelツールを使用してシンプルな金貨を作成します。サブディビジョンと金貨風の表面材質を設定し、サイズを調整して保存します。
4. 虹の作成とモーフ設定
Bendツールを使って虹の形状を作成し、複数のモーフターゲットを設定します。虹は滑り台のようにカーブした形状にして、アニメーションに対応させます。
5. 帽子と虹の配置と質感設定
LightWave Layoutで帽子と虹を読み込み、位置調整を行います。プリセットの「錆びたガンメタル」やグラデーションを使って、それぞれに適した材質を適用します。
6. 透明度とモーフミキサーの適用
虹に透明度とモーフミキサーを適用して、虹の端がアニメーションで現れるように設定します。カメラ位置を調整し、HDRI環境マップを追加してライティングを整えます。
7. 金貨のインスタンス配置とベイク
金貨をRectangular Arrayでインスタンス化して配置し、Instance Bakerツールで実ジオメトリに変換します。
8. ジオメトリの貼り付けとプロキシ使用
Modelerにジオメトリを貼り付けて保存し、Bullet物理シミュレーション用にプロキシ帽子を利用します。
9. コリジョン設定とマテリアル調整
金貨が帽子内で適切に動作するように、Bulletのコリジョン設定を調整します。「ゴールドチョコレート」などのプリセットを使って見た目も調整します。
10. シーンの仕上げと保存
すべての要素を1つのレイヤーにまとめ、不要になったプロキシ帽子を削除します。これでSt. Patrick’s Dayのシーンが完成し、今後のアニメーション作業に備えた状態になります。
※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。