レンダリングの表現力を高める!ディフューズシェーディングバッファ活用術
レンダリング表現を豊かにするディフューズシェーディングバッファの活用方法を解説します。より詳細な陰影情報を引き出し、作品のクオリティを向上させましょう。
1. LightWave 2020におけるDiffuse Shadingバッファの再サポート
LightWave 2015以前のバージョンで出力可能だったDiffuse Shadingバッファが、LightWave 2020で再びサポートされました。これは、ディフューズ要素を白黒のグラデーションで出力できるバッファです。
2. LightWave 2020でのVPR表示
LightWave 2020では、VPR(Viewport Render)を利用してDiffuse Shadingバッファをいつでも確認できるようになりました。
3. レンダーバッファでの管理
LightWave 2020では、レンダーバッファでバッファを管理できるようになり、レンダータブのレンダーオプションからバッファタブを開いて設定します。
4. Diffuse Shadingバッファの有効化
出力したいDiffuse Shadingバッファは、エクストラリスト内にあるので、左横のレンダー列をクリックして有効にします。
5. 出力設定
出力タブで実際に出力したいバッファを選択し、左横の保存列を有効にすることで、保存場所やファイル名を指定してレンダリングを実行できます。
6. 環境ライトの設定に関する注意点
LightWave 2020では環境ライトがデフォルトで追加されるため、Diffuse Shadingバッファを以前のバージョンと同じように出力するには、環境ライトの設定(グローバル使用の無効化、または拡散レベル有効と反射区の有効/無効)を変更する必要があります。