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OctaneRenderの使い方(3/3) 出力

Octane Renderでのレンダリング出力手順を詳しく解説します。アルファチャンネルや各種バッファー素材の設定方法も紹介しています。

1. 出力方法の概要

Octane Renderでの出力方法を解説します。作業を進めるには、設定編(その2)での設定が完了している必要があります。

2. IPRプレビューとアニメーションの確認

IPRプレビューを開いてアニメーションを確認します。アニメーションの出力は「レンダーシーン」で行います。

3. アルファチャンネルの有効化

アルファチャンネルの設定はOctane側で行います。レンダーターゲットのノードから「Alpha Channel」を有効にします。

4. 背景を保持したアルファ出力

「Keep Environment」を有効にすることで、背景を表示したままアルファチャンネルを出力できます。

5. バッファー素材の選択

ワイヤーフレームやオブジェクトIDなどのバッファー素材は、Render Passesノードで選択して有効にします。

6. 出力するバッファー素材の設定

「Beauty」や「Info」タブから必要なバッファー素材を選択します。この動画ではリフレクション、シャドウ、ワイヤーフレームを有効にしています。

7. 出力ファイルの保存先と設定

「Options」タブで「File from Render Globals」を有効にすると、LightWaveの出力設定が適用されます。

8. ファイル形式の選択

ファイル形式は「PNG 16 Tone Mapped」や「EXR」などから選択できます。アルファチャンネルを含めるにはPNG16を選択します。

9. 出力結果の確認

レンダリング後には、メイン画像のほかにバッファー名が付いたファイルも出力されます。Photoshopでアルファチャンネルを確認できます。