リアルなジェットエンジンのグローを疑似的に再現する
この動画では、LightWave 3Dのレンズフレア機能を使って、リアルなエンジンの後方発光(グロー)効果を疑似的に再現する方法を解説しています。
1. プロジェクトの背景と目的
LightWave Digitalの記念日に合わせ、旧モデルのPBR化に続き、エンジングローを追加する演出に取り組みます。
2. 現状のエンジン表現の課題
Volumetricライトとアニメーションはあるが、後方から見た際の「発光感」が不足しています。
3. レンズフレアによる演出導入
複数のライトに直接レンズフレアを適用するのではなく、専用ライトを追加して管理する手法を採用します。
4. 新規ライトの設定と命名
既存ライトをコピーし、「エンジン・バットグロー(尻部発光)」用にリネーム、特定の影響を無効化します。
5. レンズフレア設定の調整
古典的な見た目を改善しつつ、Fogや距離によるフェードなどを使って自然なフレアに調整します。
6. アニメーション効果の追加
フレア強度にノイズチャンネルを使用して「ちらつき」を再現、動きにリアリズムを加えます。
7. 複製と配置による多灯化
同様のライトを複製し、4基のエンジンそれぞれに合わせて配置。OpenGL表示上の工夫も解説します。
8. アニメーションの個体差調整
各ライトのアニメーションに位相オフセットを加え、同じ動きを避けて自然な表現にします。
9. レンダリング用の一括制御
レンズフレアを一括でON/OFF・強度変更するグローバル設定方法を紹介し、効率的な管理を可能です。
10. アルファ合成への対応
「Flare to Alpha」を有効にすることで、発光部分をαチャンネルに反映し、コンポジット作業に対応します。
※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。