「DP Verdure」ツールを使った、木や葉などの自然な植物の効率的な作成
この動画は、Lightwave 3Dに搭載された「DP Verdure」ツールを使って、木や葉などの自然な植物を効率的に作成する方法を解説したチュートリアルです。
1. DP Verdureの紹介
DP Verdureは15年以上前から存在するプラグインで、木・草・葉の生成に使用されます。Lightwave 2015以降には標準搭載されています。
2. ツールの表示方法
メニューに表示されていない場合は、「Edit Menu Layout」→「DP」で検索し、「Tree」「Foliage」「Grass」ツールを追加することができます。
3. 補助オブジェクトの作成
木の成長ガイドとして、一部削除した球体を背景レイヤーに配置します。これが枝の成長範囲を決定します。
4. ツリー生成の開始
「DP Tree」を使い、背景のメッシュに沿って木を自動生成します。雷のように伸びる枝が特徴です。
5. 枝・根のカスタマイズ
「branchlets(若い枝)」や「roots(根)」、「高さ・重力・ランダム性」など多くの調整項目があり、様々な木を表現することができます。
6. 他の形状の使用
背景オブジェクトは球体でなくても問題ありません。つながったメッシュやサブパッチでも使用することができます。
7. 表示モードとパフォーマンス
「Line(線)」「Polygon(ポリゴン)」「Subpatch(サブパッチ)」の3モードがあり、パフォーマンスに応じて調整可能です。
8. 葉の生成
DP Foliage」ツールで葉を追加します。重みマップ(例:branch level)を使って、葉の分布や密度をコントロールします。
9. 葉のタイプとスケール
「try leaves(高速)」「quads(テクスチャ向け)」「2x quads(曲がる葉)」などが選べます。自然なカーブ表現も可能です。
10. 仕上げとサブパッチ
葉と木を別レイヤーで管理・サブパッチ化することで、自然な形状を得ることができます。テクスチャ設定は別動画で解説予定です。
※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。