DSTORM

「トゥーンフィルター(Toon Filter)の使い方」

この動画では、LightWave 2025に新たに追加された「トゥーンフィルター」の使い方を詳しく解説しています。トゥーンフィルターの追加方法、エッジの強調やレイヤーごとの設定変更手順、特定のオブジェクトへの適用方法など、実践的な操作を紹介しています。

1. トゥーンフィルターの概要

LightWave 2025に追加されたトゥーンフィルターは、標準機能のエッジでは表現できない描画を可能にするツールです。

2. トゥーンフィルターの追加方法

特殊効果パネル、キーボードショートカット (F8キー)、またはプロセッシングタブ内のピクセルフィルタ追加ドロップダウンから追加できます。

3. レイヤーとオブジェクトの追加

トゥーンフィルターのオプション画面でレイヤーを追加し、オブジェクトやサーフェスを選択して追加します。オブジェクトの追加方法は、トゥーンフィルター内から選択する方法と、レイアウトで選択中のオブジェクトを追加する方法の2種類があります。

4. エッジ描画のカスタマイズ

デフォルトではポリゴン全体にエッジが描画されますが、ノーマルタブでモードを「オフリ」に設定することでオブジェクトの輪郭のみを描画できます。

5. 個別の設定変更

レイヤー内のオブジェクト名を個別に選択し、目のアイコンを有効にすることで、エッジの描画方法や色などを個別に変更できます。

6. 複数レイヤーの管理

新しいレイヤーを追加して、異なるオブジェクトのエッジ描画を管理できます。レイヤー名の変更も可能です。

7. バッファーの確認と最終レンダーへの適用

トゥーンフィルターは各レイヤーのバッファーとして存在し、レンダープロパティ内から設定したバッファーを確認できます。また、「ファイナルレンダーへ適用」のチェックをオフにすることで、最終レンダー画像にエッジを描画させないように設定できます。これにより、1つのシーンで最終レンダーとエッジのバッファーを同時に出力することが可能になります。