Lightwave 3D 2025 – DP Kit のディスプレイスメントツールの活用方法
この動画では LightWave 3D 2025 に統合された DP Kit のディスプレイスメントツールの活用方法を、実践的なデモを通じて解説しています。
1. DP Kit の LightWave 2025 への統合
長年 LightWave 用プラグインを開発してきた Dennis Pontonnier(DP)のディスプレイスメントツールが、LightWave 2025 に正式統合されました。シンプルな分割平面を使って、これらのツールの使い方を紹介しています。
2. モディファイアスタックの改良
LightWave では 2018 以降、オブジェクトのモディファイアを自由に並べ替えられるようになりました。モーフミキサーや MDBaker などをいつでも追加・再配置できます。
3. ノードによるサブディビジョンと変形システム
LightWave のノードエディタでは、手続き型や画像ベースのテクスチャを変位マップとして利用できます。処理順の制御と組み合わせが可能で、高い柔軟性を持っています。
4. RMAN 手続き型テクスチャの使用
RMAN(RenderMan インスパイア)コレクションの “wavy water” シェーダを適用しています。位置のキーフレームを設定することで、水面のような動きを表現しています。
5. 手続き型変形のレイヤー合成
“windy wave” を追加して、水の動きをさらに複雑化させています。参照用の Null オブジェクトを使って、テクスチャの評価基準を制御しています。
6. ネイティブとサードパーティ製テクスチャの混合
LightWave ネイティブの “underwater” テクスチャを追加し、既存のエフェクトと合成しています。ネイティブの手続き型テクスチャはアニメーションが可能で、視覚的に動作を確認できます。
7. MDD ファイルへのベイク処理
LightWave ネイティブの MDBaker を使って、変形結果を MDD(頂点キャッシュ)形式にベイクしています。正しいオブジェクトを選択してベイクする必要があります。
8. DP Kit の DP_Cache ノードの使用
DP Kit の DP_Cache ノードを使用することで、より高度な MDD 再生制御が可能になります。再生速度の反転やスロー再生、エンベロープ制御が行えます。
9. 高度なディスプレイスメントスタック構成
MDD で変形したあとにさらに別の変位を重ねるなど、複数レイヤーによる構成が可能です。論理ノードを使った制御もでき、より柔軟な設定が行えます。
10. 統合による可能性
DP Kit の統合により、従来不可能だった表現が可能になっています。
※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。