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Genoma 2 RDK におけるアイテムの正確な整列手法(1/2)

LightWave 3DのGenoma 2を活用したアイテムのアラインメント技術と、リギングにおける応用について詳細に解説します。座標系の理解からポールベクター、ピボット回転の記録までを網羅し、効率的なアニメーションワークフローを支援します。

1. リギングにおけるアイテムのアラインメントの重要性

LightWaveでのアイテムのアラインメントはリギングの重要概念です。Genoma 2を用いてLayoutとModelerでのアラインメント方法を解説し、特にバンク回転軸がアイテムの向きを決定する上で果たす役割に焦点を当てています。

2. LightWaveの座標系について

LightWaveでは、アイテムのトランスフォームを操作する際にワールド、ペアレント、ローカルの3つの座標系が利用できます。デフォルトのペアレント座標系はアニメーションや実際の向きの確認に最適で、各座標系の詳細は専用ビデオで解説されます。

3. ポールベクターとピボット回転の記録

Genoma 2のアラインメントオプションには、ポールベクターとピボット回転の記録が重要です。アイテムをクローンし、バンクの回転にピッチとヘディングが追従しない場合、Shift+Pまたは「ピボット回転の記録」コマンドを使って軸をバンクに合わせる方法を解説しています。

4. ポールベクターによるバンクの向きの定義

ポールベクターを使ってバンクの向きを定義する方法を解説します。ヌルオブジェクトをポールとして設定すると、バンクコントローラーが自動で「ポールに合わせる」に設定され、ポールオブジェクトを動かすことでアイテムの向きが変化する様子を示しています。

5. ポールベクターと記録されたピボット回転の組み合わせ

アイテムを再選択し、「ピボット回転の記録」コマンドを使用することで、ヘディングとピッチをバンクに揃えられます。これにより、ピッチとヘディングでの自由な回転は保ちつつ、バンクの向きはポールベクターで制御されます。いつでもShift+Pで新しい回転を記録でき、後半ではGenoma 2での応用とModelerでのアイテム向き定義方法を解説します。

※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。