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メカ魚のアニメーションを作成する

この動画は、Lightwave 3Dを使ってメカ魚のアニメーションを作成する初心者向けチュートリアルです。環境の日(6月5日 世界環境デー)をテーマにパーティクルやボーンアニメーション、フォグ、被写界深度などの基本的な技術を紹介しています。

1. 概要と目的

Ben Vost氏による初心者向けLightwave 3Dチュートリアルで、環境デーにちなんだ魚のアニメーション制作方法を紹介しています。深度表現(DOF)、フォグ、IK、基本アニメーション、パーティクルを使用します。

2. 魚モデルとボーンの設定

Lightwave 11に付属する「メカフィッシュ」モデルにボーンを追加し、Tip Moveツールを用いてボーンの長さや向きを調整します。

3. アニメーションの基本設定

ボーンをアクティブ化し、尾を振るような動きを付けます。Graph Editorでアニメーションカーブを編集し、自然な周期運動に近づけます。

4. ループアニメーションの調整

ボーンのポストビヘイビアを「オシレート」に設定し、テンションを調整することで滑らかな繰り返し動作を作成します。

5. ビューポートと移動パスの設定

ビューポートを分割してカメラビューとトップビューを同時表示し、魚の移動パスと向きを「パスに沿って整列」オプションで調整します。

6. パーティクルの追加

パーティクルエミッターを追加し、水中の微小魚や泡のような表現を行います。粒子のサイズや数、重力、移動方向を設定します。

7. パーティクルのレンダリング対応

インスタンサーを使用して、レンダリングに反映される粒子を表示します。粒子のサイズを調整し、元のパーティクルオブジェクトは非表示に設定します。

8. 背景と海中表現の調整

Backdrop設定で背景色を変更し、海中らしい青みがかった雰囲気を演出します。

9. 魚のアゴのアニメーション

魚のアゴにノイズチャンネルを適用し、自然な開閉アニメーションを付けます。速度などのパラメータも調整します。

10. フォグと被写界深度の追加

非線形フォグを追加して奥行きを演出し、カメラに被写界深度(DOF)を設定します。ヌルオブジェクトを使ってフォーカス位置を制御し、シーンの見せ方を強調します。

※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。