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Lightwave 2020の新しい環境ライトの解説

Lightwave 2020で導入された新しい環境ライトの機能と設定方法について、詳細に解説しています。

1. 環境シェーダーの場所

Lightwave 2020の新しい環境ライトは、ライト自体の中に環境シェーダーがあり、バックドロップにも環境設定があります。

2. グローバル設定の使用

「グローバル設定を使用」をオンにするとバックドロップの設定が使用され、オフにするとライトで定義された設定が使用されます。これにより、複数の環境ライトに異なるバックドロップ設定を持たせることが可能です。

3. OpenGL レンダリング

環境ライトのOpenGLレンダリングが可能です。環境ライトの画像はサーフェスの内部反射やスペキュラーハイライトに表示されます。

4. ディフューズへの影響

環境ライトはスペキュラーや反射だけでなく、ディフューズにも影響を与え、バックドロップのGIのような外観を実現します。

5. 時間依存オプション

アニメーション化されたバックドロップや環境リストにプラグインがある場合は「時間依存オプション」を使用します。アニメーション化されたバックドロップがない場合は、オフにすると処理が高速になります。

6. 物理的な空のシェーダー

「グローバルを使用」をオフにすると、ライトに設定された物理的な空のシェーダーが表示されます。別のディスタントライトをアイテムとして設定し、そのライトを回転させるとOpenGLの表示がそれに応じて変化します。

7. バックドロッププラグイン

Sky TracerやImage Worldなど、慣れ親しんだバックドロッププラグインも使用できます。

8. 自動化された設定

Lightwave 2020では、シーンに環境ライトがある場合、各サーフェスの反射オプションを変更する必要がなく、すべて自動化されています。以前のバージョンでは「レイトレースのみ」に設定する必要がありました。

※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。