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LightWave 3Dで作るサーマル・デトネーターのモデリングチュートリアル

LightWave 3Dを使ってスター・ウォーズのサーマル・デトネーターをモデリングするチュートリアルです。初心者にもわかりやすい手順で紹介されています。

1. チュートリアルの導入と概要

「スター・ウォーズ」に登場するサーマル・デトネーターのモデリング方法をLightWave 3Dで解説するチュートリアルの導入部分です。今回はレンダリングではなく、モデリング技法に焦点を当てています。

2. リファレンス画像の準備と配置

インターネットから収集した前面・側面・背面のリファレンス画像を使い、Modelerの各ビューポートに設定します。モデルのサイズは手のひらに収まるよう150mmに調整しています。

3. 基本形状(球体)の作成

Create Ballツールを使って、半径60mm、セグメント数の多い球体を作成し、Edit Edgesでエッジループを追加してモデルの解像度を上げます。

4. ポリゴンの分離と厚みの追加

特定のポリゴンをレイヤー分けして管理し、Thickenツールを使って2.5mmの厚みを与え、モデルに立体感を加えます。

5. ディスクを使ったライトの配置とステンシル処理

ディスク形状を使用して前面にライトの穴を配置し、ステンシル機能で形状をモデルに転写します。回転・配置も行って視覚的整合性を保ちます。

6. ライトホールのポリゴン補完と表面設定

ホール部分をポリゴンでふさぎ、表面名やスムージングを設定して視覚的に区別しやすくします。

7. 上部ライトの構築と球体挿入

上部ライトをBevelツールで形成し、その中に潰した球体を挿入してライトコアとして配置します。

8. トップボタンの作成とヒートシュリンクの使用

平面ポリゴンを作成し、それをHeat Shrinkツールで球体の形状に沿わせてトップボタン部分を成形します。

9. 外周グリップのモデリングとエッジベベル処理

Multi-ShiftやEdge Bevelツールを使って、外周にあるグリップ状のリッジを追加します。上下対称に繰り返して形状を完成させます。

10. テクスチャリングと環境設定

金属プリセットをベースにノードで質感を調整し、ガラス素材のライトやライティング、背景にぼかした画像を使って全体の雰囲気を仕上げています。

※この動画の音声は英語ですが、YouTube の翻訳機能を使用して日本語字幕を追加することができます。