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’24 夏リリース予定 「LightWave 2024」 新機能ちら見せ ダイジェスト

 

掲載日:2024年7月17日

 

今夏リリース予定の次期メジャーバージョン「LightWave 2024」に搭載予定の新機能や拡張機能につきましては、本年5月より開発元のLWD社が不定期に開催している Sneak Peek Saturday(日本時間の日曜日早朝)にてこれまでに紹介された新機能や機能拡張のデモ動画を、以下の通り機能別にまとめています。ぜひご覧ください。
さらに新しい機能等が公開され次第、随時このページに追加していきます。

 

※ 各機能のサムネイルをクリックすると、YouTubeにてデモ動画(英語)をご覧いただけます。

◆ 新機能:LW Rhiggit (リギット・リギングシステム)

 

新機能:LW Rhiggit (リギット・リギングシステム)

LW Rhiggit (LWリギット) は、このLightWave 2024にて新しく搭載されたキャラクター・アニメーション・リギング ツールです。シンプルで分かり易いインターフェイスで、即座に、かつ柔軟にキャラクターのリギングの設定を可能とします。すぐに使える二足歩行、四足歩行、さらに自作ペッドもサポートします。

 

◆ 新機能:WeightBrush (ウェイトブラシ)

 

新機能:WeightBrush (ウェイトブラシ)

WeightBrush (ウェイトブラシ)は、LightWave 2024にて新しく搭載されたレイアウト上のオブジェクトにウェイトマップを直接作成、設定を可能とするツールです。レイアウト上でキャラクタのボーン、インスタンス、サーフェイスをコントロールすることができます。

 

◆ 新Geoノード「Tendrils」(ハイパーペイントとブランチ)

 

新Geoノード「Tendrils」

「Tendrils」は、2つの新しいProGeoノードを操作するためのプリセットとシーンです。球体オブジェクト上にペイントした軌跡に、複数の異なる植物(例えば異なる種類の花や葉っぱ)をリアルタイムにペイントし、時間軸に沿ってツタや植物を成長するアニメーションを演出することができます。
さらに3DCG空間上で、ダイナミックなブラシ・ストローク、モーション グラフィック要素、稲妻効果の作成が可能です。

 

◆ 新機能:LW Flow (流体シミュレーションシステム)

 

新機能:LW FLOW (流体シミュレーションシステム)

LW Flow (LWフロー)は、LightWave 2024に新しく搭載された流体シミュレーションシステムです。グラスへの注水から中規模レベルの滝まで、シーンとシームレスに相互作用する小規模から中規模の流体をシミュレートします。分かりやすくシンプルなオプションを使って流体シミュレーションを設定し、高速にプレビューすることができます。

 

◆ Octaneレンダーの新オプション:フォグシェーディング/コースティック/フォグ(霧)

 

Octaneレンダーの新オプション:フォグシェーディング/コースティック/フォグ(霧)

LightWave 2023にて初めて搭載されたOctane Prime レンダーは、LightWave 2024にてさらに新オプション:フォグシェーディング/コースティック/フォグ(霧)をサポートします。

 

◆ 新機能:フレーム(付箋)ツール

新機能:フレーム(付箋)ツール
ノード編集システムは、ノードによる設定に慣れていない人にとっては難しく感じられ、慣れている人でもノード接続が複雑になると設定内容を覚えておくのが大変です。こうしたニーズに応えて、LightWave 2024には「フレーム(付箋)ツール」が追加されました。
このツールを使うと、ノード編集で選択した任意のノードを付箋のように扱うことができます。フレーム(付箋)の背景色やタイトルをカスタマイズしたり、フレーム内にノードの解説をテキストで入力したりすることができます。また、URLを設定してノード編集から直接オンラインドキュメントやウェブサイトにアクセスすることも可能です。これにより、ノード編集ウインドウに付箋を貼る感覚で情報を共有したり、備忘録として活用することができます。

◆ プリファレンス(Preferences)パネルの一新

 

プリファレンス(Preferences)パネルの一新

LightWave 3Dは、ユーザーや開発者にとって”ツールの快適性と品質の向上(Quality of life improvements)をテーマに開発に取り組んでいます。そのひとつとして、今後プラグインの開発を支援していくことを目的として、プリファレンスパネルのSDKとコマンドを公開し、リファレンス(Preferences)パネルを大幅に一新しました。 特に、ユーザーインターフェースのサイズ倍率調整オプション がサポートされたことは、最近インターフェースが小さくて見づらい と感じている方にとって朗報です!!

 

◆ 新ProGeoノード:Branch Geometryノード、LightingUVノードの紹介 (電気、稲妻、火花などの作成)

 

新ProGeoノード:Branch Geometryノード、LightingUVノードの紹介
電気、稲妻、火花などの作成


稲妻や火花などを作成する際、これまではとても複雑なノードを組む必要がありました。これを如何にシンプルで解りやすいノード接続に置き換えるかをコンセプトに開発されたのが、Branch Geometryノードです。

 

◆ ImageViewer(イメージビューア)の機能拡張

 

Image Viewer (イメージビューア)の機能拡張

小さな改善ですが、レンダリング後に表示される ImageViewer (イメージビューア) 内で、マウスでドラッグしたりスクロールすることでレンダリング結果の移動やズームイン・アウトなどを行うことができるようになります。

 

◆ モデラー:エッジベベルの改善

 

モデラー:エッジベベルの改善

モデラーの改善点の一つとして、まずはエッジベベルの改善に取り組んでいます。現在のところ、新しいオプションとして、Slide Edge とオリジナルのエッジを保持し、そこから面取りすることができる Hold Edge がサポートされる予定です。

 

※ご注意:
上記記載の内容は、2024年7月17日時点における、2024年夏にリリース予定のLightWave 2024の現在開発中の新機能やアップデート内容です。
開発状況やその他の理由により、仕様の変更や、LightWave 2024のリリース時には間に合わず、それ以降のバージョンに搭載される可能性がありますことを予めご了承ください。