アセンブリ:ステッチ機能用ジッパーアセンブリ

前回、MODO 12.2の新機能としてご紹介したステッチ機能、大変便利な機能ですが、ステッチを作るためだけの機能ではありません!ビデオの中でも軽く触れましたが、ステッチを作るだけではなく、アセンブリを活用して様々な形状をカスタマイズすることができます。

そんなアセンブリの一つとして、ステッチ機能を利用してジッパーを作るアセンブリが早速公開されています:

https://www.pixelfondue.com/blog/2018/12/1/modo-stitch-mesh-setup-pushing-points-zipper-assembly

stitch_assembly

購入・ダウンロードしたアセンブリ用のファイルは、インストールフォルダ直下の以下のフォルダへとコピーし:

C:\Program Files\Foundry\Modo\12.2v1j\extra\scripts\Modo_Content\Assets\Assemblies\Stitches

あとはステッチセットアップのインターフェイス上でアセンブリプリセットを使用オプションをオンにして、プリセットパネルからコピーしておいたジッパーアセンブリを指定するだけ!それだけで、簡単にジッパーを作ることができます。

もちろんこういったアセンブリを購入しなくても、自分でアセンブリを組むこともできますし、アセンブリでなくても通常のメッシュを指定することも可能です。こういったアセンブリを購入して、アセンブリの仕組み自体を勉強してみるのも一つの手かもしれませんね。ぜひいろんなパターンを試してみてください:

プロシージャルモデリングのアセット化

メッシュ上に簡単にステッチを作成するには

 

 

MODO 12.2 新機能【メッシュ上に簡単にステッチを作成するには】

MODO 12.2ではプロシージャルモデリング機能を利用して、メッシュ上に簡単にステッチを作成する機能がサポートされました:

メッシュ上に簡単にステッチを作成するには

この機能はアパレルメーカーやシューズメーカーなどから要望されていた機能であり、かなり手軽かつ詳細に設定できるよう設計されており、非常に優れた機能となっています。もちろん、「ステッチを作る」だけに限定した機能ではありませんので、メッシュ上に思う通りにメッシュを配置していくといった用途でも問題なくお使いいただけます。どんなことが表現できるのか、まずは一度試してみてください!

 

MODO 12.2 新機能【同一平面上のジオメトリに対する操作を可能にするフォールオフ】

MODOのモデリング機能でも非常によく使われるのがフォールオフ機能だと思いますが、MODO 12.2では新たなフォールオフのタイプが追加されています:

同一平面上のジオメトリに対する操作を可能にするフォールオフ

この同一平面のフォールオフは、複製したジオメトリなどに対して一括で処理を行いたい場合など、非常に便利に使える機能になっています。フォールオフとトランスフォームを組み合わせれば、様々な効果が期待できますので、ぜひいろんな場面で使ってみてください。

フォールオフとトランスフォームの組み合わせについては、こちらのビデオもぜひ参考にしてみてください:

複数のツールを組み合わせて一つのツールにするには

 

MODO 12.2 新機能【MODO 12.2におけるスケマティックビューの改良点】

最新バージョンMODO 12.2ではインターフェイスに関する改良がいくつか行われていますが、スケマティックビューに関しても手が加えられています:

MODO 12.2におけるスケマティックビューの改良点

リギングを組む上で、ぱっと見てわかりやすいインターフェイスはとても重要なものです。バージョン12.2では細かく調整ができるよう、コメントを入れたり、ノードをグループ化したりといったオプションがサポートされるようになりましたので、よりリグを理解しやすくなりますね!

 

リリース:学生・教員・教育機関向け製品「Education Collective」発売開始!

学生様向け・教員様向け・教育機関様向けのMODOに、新たなラインナップとして「Education Collective」が加わりました!

学生・教員・教育機関向け製品

この「Education Collective」では従来の製品に加え、Foundry社の主力製品である3D合成ソフト「NUKE STUDIO 」も含まれています。アセットの制作のみならず、高機能合成ソフトを用いての映像制作まで考えられている方は、ぜひこの「Education Collective」の導入をご検討ください!また「Education Collective」のリリースに合わせ、教育機関様向け製品はすべて1ライセンスからの購入が可能になりましたので、ぜひお気軽に教育機関様でのMODOご利用をお試しください。

自分にどんな製品がぴったりなのか、従来の製品と「Education Collective」とどちらを選べばよいのか、などなど疑問をお持ちの方は弊社セールス&マーケティングまでお問い合わせくださいませ。

MODO JAPAN GROUP セールス&マーケティング:sales@modogroup.jp

さらに!このリリースに加え、学生版からMODOメンテナンスへのアップグレード版もご提供することになりました。この製品は「MODO 学生版」または「Education Collective 学生版」を国内で購入され、学生版ライセンスの有効期限内もしくは期限切れから6ヶ月以内の方に対してご提供する製品となっています。これまで期限が切れたら恒久版もしくはサブスクリプション版を使わざるをえなかったかと思いますが、これからは通常のMODOへとアップグレードすることが可能ですので、ぜひこの機会にアップグレードをご検討ください。

 

「デジタルアニメ ワークフローセミナー」トムス・エンタテインメント様 登壇!

セミナー開催告知と同時に多くの方にお申し込みいただいている12月13日(木)開催の「デジタルアニメ ワークフローセミナー」ですが、改めまして調整中だったご登壇2社目をご紹介いたします。

株式会社グラフィニカ様と共に、今回のセミナーにご登壇いただくのは株式会社トムス・エンタテインメント様

株式会社グラフィニカ様には「SSSS.GRIDMAN」メイキング、ならびにモデリングワークフローの紹介を、そして株式会社トムス・エンタテインメント様にはTVアニメ「つくもがみ貸します」の現場で実際に制作・使用された2Dワーク、3Dワークのコラボレーションツール「TMSCAM」をご紹介していただきます。

大変豪華で貴重なこのアニメーションセミナー、残り席数はあと僅か!ぜひお早めにお申し込みください!

 

ビデオ:「株式会社オークの初心者講座」やってみた動画公開!

MODO取扱代理店様であり、V-Ray for MODOの取扱元でもある株式会社オーク様で掲載されているMODO初心者講座、次々公開されどんどんと進んでいますね!

oak_modo_lesson

MODO JAPAN GROUPでも、この初心者講座、試してみました。広瀬様が作成されているこのチュートリアルはとても実践的で、基本的なところから役に立つチップスまで幅広く抑えられており、きっと皆さんのお役に立てるはず!ということで、実際にMODO JAPAN GROUPスタッフがこのチュートリアルに沿ってやってみた動画を公開いたしました!今回は初回ということで「小皿のモデリング」に挑戦です:

弊社中堅スタッフがチュートリアルを進めて操作しながら浮かんできた疑問などを、その場でベテランスタッフに質問しながら進めるこの動画、未経験者・超初心者の方のみならず、どなたにもおすすめできるビデオになっています。

チュートリアルに挑戦しようと思ったけれど、なかなかうまくいかないという方も、ぜひこのビデオを見て一緒に操作してみてくださいね。今後もこのやってみた動画、どんどん公開していく予定ですのでどうぞお楽しみに!

 

MODO 12.2 新機能【バージョン12.2における3Dビューポートの改良点】

MODOのビューポートの中でも基本となるのが3Dビューポートです。この3Dビューポートに対して、バージョン12.2ではいくつか便利な機能が追加されています:

バージョン12.2における3Dビューポートの改良点

スナッピングの深度制限オプションバウンディングボックスしきい値の設定といったシンプルだけれども効果的な機能が本バージョン12.2では追加されています。ジオメトリが膨大なシーン、複雑なシーンなどで作業される際にストレスを感じる場合は、こういった機能をぜひ試してみてください!

 

セミナー:「デジタルアニメ ワークフローセミナー」12月13日(木) 開催決定!

昨今、アニメ業界でも浸透し始めたMODOですが、2018年最後のMODOセミナーとして、既にワークフローにMODOを取り入れられている2社様をお招きし、実際のワークフローをご紹介いただく「デジタルアニメワークフローセミナー」を開催することになりました!

デジタルアニメ ワークフローセミナー(2018年12月13日(木))

◆イベント名:デジタルアニメ ワークフローセミナー
◆開催日:2018年12月13日(木) 16:00 – 19:45 (開場 15:30)
◆入場料:無料 (定員 50名)
◆場所:ダイキン工業株式会社 東京支社 多目的ホール(東京 品川)
〒108-0075 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル 10階
◆お申し込みページ:http://modogroup.jp/regist/digital_anim_workflow

まず一社は株式会社グラフィニカ様グラフィニカ様からはモデリングディレクター 板橋紗綾香氏をお迎えし、いま大注目のTVアニメ「SSSS.GRIDMAN」のメイキング、モデリングワークフローについてお話しいただきます。

そしてもう一社からは制作で実際に開発・使用した2Dワーク、3Dワークのコラボレーションツールを今年オンエアされたTVアニメでの実例を交えながらご説明いただく予定です。

MODOに限らず、デジタルアニメ制作に興味をお持ちの方にとっては、大変魅力的なセミナープログラムとなっておりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!

 

MODO 12.2v1 日本語版ダウンロード開始

本日(2018/11/16)、MODO開発元であるFoundry社よりMODOの最新バージョンMODO 12.2v1がリリースされたことを受け、国内でもMODO 12.2v1日本語版のダウンロード配布を開始いたしました!

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MODOメンテナンスもしくはサブスクリプションをお持ちの方は、ぜひこの最新バージョンMODO 12.2v1を弊社ダウンロードサイトよりご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

MODO 12.2v1で搭載された新機能、更新履歴、既知の問題点などについては、以下のページで詳細を公開いたしておりますので、ぜひご覧ください:

MODO 12.2 新機能:http://modogroup.jp/modo/modo12s/modo122v1_newfeatures
MODO 12.2 更新履歴:http://modogroup.jp/modo/modo12s/modo122v1_details
MODO 12.2 既知の問題点:http://modogroup.jp/modo/modo12s/modo122v1_known_issues

新しいバージョンが出たときには、まずインターフェイス周りがどう変わったのか把握しておきたいですよね。ということで、まず本日はMODO 12.2におけるインターフェイスの改良点についての日本語解説ビデオを公開いたします:

バージョン12.2におけるインターフェイスの改良点

フォームを作るのってなかなか面倒くさかったんですよね。このワークベンチ機能があれば、簡単に作れるようになっちゃいますよ。他の機能についても、これから少しずつご紹介してまいります!