MeshFusion 104 ダウンロード開始!

8月11日(月)より「MODO 2014 サマープロモーション」と同時にMODO 801 SP2のリリースが開始されましたが、もう一つ大好評をいただいておりますリアルタイムモデリングツールMeshFusionもマイナーバージョンアップ104が公開されました!

このMeshFusion 104では、Fusionアイテムをメッシュへと変換する際にUVも自動生成してくれる機能が追加されており、さらに使いやすくなっています。「MODO 2014 サマープロモーション」により、このMeshFusionもまた、通常よりもお求めやすい価格でご提供いたしておりますので、これを機にぜひワークフローへの導入をご検討ください!

【MeshFusion】FusionアイテムからメッシュのUVを生成するには

 

MODO 2014 サマープロモーション&MODO 801 SP2日本語版DL開始!

いよいよ今週から世界最大のCGの祭典であるSIGGRAPH 2014が始まりますね。MODOの開発元であるThe Foundry社ではこのSIGGRAPH出展にあわせプロモーション「Siggraph Summer Specials Promotion」の開始を決定いたしました。これを受け、国内でもMODOおよびMODO関連製品を大特価でご提供する「MODO 2014 サマープロモーション」を開始いたします!

MODO 2014 サマープロモーション

このプロモーションでは、新規でのご購入は50,000円、アップグレードは10,000円、さらにそれぞれトレーニングビデオは25%、プラグインは20%オフとなる大変お得なキャンペーンとなっておりますので、購入をご検討されている方はぜひご利用くださいませ!

また、このプロモーションと同時に、本日よりMODO 801 SP2日本語版のダウンロードを開始いたします!このSP2では数々の修正・改善が行われているとともに、MODO 801ユーザーの方を対象に、MODOとAfter Effectsの間でデータのやり取りを行えるようにする「AfterFX IO」キットを無償でご提供いたします。MODOで作った素材を元にAfter Effectsでの作業を行われる機会が多い方は、ぜひこちらのキットもご利用ください:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト

【AfterFX IO】基本的な使用方法について

 

スクリプト:「Convert Polygon to PolyLine」

MODO 801から搭載された新しいポリゴンタイプポリラインカーブをレンダリング機能を組み合わせて、ワイヤーフレームレンダリングを実現するMODO JAPAN GROUP製スクリプトConvert Polygon to PolyLineをご用意いたしました:

Convert Polygon to PolyLine

まずはワイヤーフレーム上にしたいメッシュを選択(複数選択可)し、このスクリプトを実行します。

例えば、このカバのメッシュを選択して、システムメニュー > スクリプトの実行からスクリプトを実行します:

wireframe01スクリプトを実行すると、このカバのメッシュはそのままで、PolyLine_メッシュ名という新たなメッシュが生成されます。このメッシュに対してカーブをレンダリング機能をオンにします。すると、ワイヤーに厚みがあるようなレンダリングが可能になります:

wireframe02この表現も面白いですが、より線画的なワイヤーフレームを望まれる場合には、カーブをレンダリングカーブ半径の値を低くし、シェーダツリーからレイヤー追加カスタムマテリアルCel Edge Materialを追加してみてください。そうすると、よくあるワイヤーフレームレンダリングが可能になります:

wireframe03ワイヤーフレームレンダリングでお困りの方は、ぜひ一度、このスクリプトをお試しください!また、サイトの方では、簡単なスクリプトの解説も行っておりますので、ご興味のある方はそちらもご活用いただければと思います。

 

ヘア機能の利用例

バージョンがアップするごとに改良を重ねられているMODOのヘア機能ですが、素晴らしいサンプルが公開されています:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=9&t=85993

光に透ける感じや艶やかなハイライトがとってもキレイですよね!

こちらのサンプルについては、アセットシェアでシーンファイル自体が公開されていますので、ぜひダウンロードして設定を確認してみてください:

http://community.thefoundry.co.uk/asset/scenes/view.aspx?id=4248

ダウンロードしたファイルはlpk形式のファイルとなっていますので、MODOを起動し、ドラッグアンドドロップなどでインストールしてみてください。シーンファイルは以下の場所に入っています:

\Assets\Scenes\HairScene_CleanedUp

アセットシェアなどで多用されている lpkファイルの使い方については、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご参考になさってください:

http://modogroup.jp/blog/2012/10/03/tips-lpk/

 

スクリプト:「Axially_squash」

Facebookでmodoユーザーの方々が情報を交換しているmodoユーザーグループをご存知でしょうか?

https://www.facebook.com/groups/modougjp/

こちらのユーザーグループではユーザーの方々が交流を図るだけでなく、スクリプトが公開されています。今回はこちらのユーザーグループで公開されている便利なスクリプトをご紹介します:

Axially_squash

選択中のエレメントを、軸方向の末端位置を基準に揃えてくれるスクリプトです。モデリング作業上でとても便利に使えますね。

こちらのスクリプトを公開されているのは、CGパースの作成などのデザイナーとして活躍されているユーザープロファイルでもご紹介させていただいた比嘉 親吾氏。ご自分の制作活動の上でこういったスクリプトを制作されることで、効率性をより高めていらっしゃるんですね。

ユーザープロファイル:比嘉 親吾氏

Facebook上では、私たちMODO JAPAN グループのページをご用意し、日々様々な情報を発信するようにしております。そちらもぜひご覧ください:

MODO JAPAN グループ Facebookページ

 

導入事例:iOS向けゲーム「Monkey Slam」開発

iOS向けゲーム「Monkey Slam」を開発したMad Atom Gamesの導入事例をご紹介します:

導入事例:iOS向けゲーム「Monkey Slam」開発

Mad Atom Gamesでは、小規模チームのゲーム開発におけるMODOの費用対効果の高さが、特に優れていると感じているようです。MODOには幅広い範囲にわたっていろいろな機能が標準で搭載されていますので、ゲーム開発のアセットづくりに利用するだけでなく、ゲーム開発に関わってくる様々な素材の生成にもMODOを活用されているんですね。

ゲームの開発現場、また小規模なチームでの映像制作に携わっている方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです!

 

MODO 801 ラウンチイベントでの新機能紹介パート公開

大阪・名古屋・東京にかけて開催いたしましたMODO 801 ラウンチイベント、日時や場所の関係上、ご来場いただけなかった方も多かったかと思います。今回、リクエストにお応えしまして、ご来場いただけなかった方のために、MODO JAPAN グループスタッフによるMODO 801 新機能ご紹介の部分につきまして、Youtubeにアップロードいたしました!ご興味のある方はぜひご覧くださいませ:

※記録用として録画した映像であるため、画質・音質に難がありますこと、ご了承ください。また、ゲストとしてお迎えしたクリエイターの方々のご講演に関しましては、著作権の関係上、公開することができませんので、こちらに関しましても、誠に申し訳ございませんが、あらかじめご了承くださいませ。

 

スクリプト:「rh_MeshUnwrap 」

The Foundry社のアセットサイトにちょっと変わった面白いスクリプトが公開されていましたので、ご紹介いたします:

「rh_MeshUnwrap 」

その名の通り、UVに沿ってメッシュをアンラップしてくれるスクリプトです。よくUVをアジの開き状に展開することがありますが、そのUVと同じように開いた状態のメッシュをモーフとして生成してくれます。

デフォーマでモーフインフルエンスを追加し、ラディアルのフォールオフを追加すれば、フォールオフの位置をアニメーションさせることで、平べったい状態から元のメッシュへ戻るような効果などを簡単に作ることができます。

Mesh_Unwrap デフォーマとフォールオフとの組み合わせ方法については、こちらのビデオで解説していますので、ぜひ参考になさってみてください:

ちょっと変わった効果を取り入れてみたい場合など、こういったスクリプトを試してみてはいかがでしょうか?

 

スクリプト:「Weight Connect to Skeleton」

7月15日(火)に行われました「MODO 801 ラウンチイベント in 東京」では、キャラクタアニメーション制作のワークフローなどについて、YAMATOWORKS金本真様/澤田覚史様より丁寧にご紹介いただきましたが、そのセミナー内でもご紹介いただいたスクリプトが、澤田様個人のブログにおいて日本語音声解説付き動画と共に公開されています。

今回公開されているスクリプトは二つ。一つはウェイトマップリネームする「VertexMap Renamer」:

そしてもう一つはウェイトを同名称を持つスケルトンにリンクさせるための「Weight Connect to Skeleton」:

こういった便利なスクリプトを自分で組んでいくことで、リグアニメーションのライブラリ化・再利用が可能になり、アニメーションに登場する大量のモブキャラクタを容易に制作できるようになるなど、キャラクタアニメーションをさらに使いやすく、また時間を大幅に短縮させながら作業することが可能になるんですね。

YAMATOWORKS様では、このように自ら制作ワークフローを快適に整えることにも目を向けたり、常により良い映像を作るための工夫を行う姿勢を持たれており、それが映像作品「九十九」(短編映画「SHORT PEACE」の一編)が第86回米国アカデミー賞短編アニメーション部門のノミネートされるなどの、目覚ましい活躍につながっているのかなぁと感じます。

 

MODO 801 パッケージ版出荷開始!

ダウンロード版は既にリリースされておりますが、本日7月18日(金)より、MODO 801 パッケージ版の出荷を開始いたします!

DSC01468今回はパッケージに含まれるのは、Win/Mac用のDVD2枚組。MODO 701まではWin/Mac合わせてDVD1枚に収まっていたのですが、MODO 801からはアセットやサンプルの量もさらに豊富に用意されているため、Win/MacでDVDを分けることになりました。DSC01471海外で販売されているMODOはダウンロード版のみなので、パッケージ版を作っているのは日本だけなんですよね。このためカタログ同様、国内外のMODOユーザー様にご提供いただいた素敵な画像を元に、スタッフ一同、楽しみながら日本だけのオリジナルパッケージをご用意させていただきました。

パッケージ版であっても、国内のご登録を行っていただくことにより、マイナーバージョンアップが行われた時には最新のプログラムをご利用いただくことが可能ですので、ダウンロード版と違いはございません。

MODO JAPAN グループ 製品登録ページ

メディアを手元に置いておかないと落ち着かない!という方は、ぜひこのパッケージ版の購入をご検討くださいませ!