スクリプト:ETEREA Pseudo-NURBS for MODO

今までいくつもETEREA製のスクリプトをご紹介してきましたが、今回もMODO上で疑似的にNURBSを表現する、かなり便利なスクリプトです。特に他のアプリケーションでNURBSを使い慣れている方にとっては、MODO標準のカーブを作成していくよりも、いったんこちらで曲線を作った方がやりやすいかもしれません:

ETEREA Pseudo-NURBS for MODO

使い方を説明しているビデオも公開されており、理解するのに時間はさほど必要ないでしょう。

カーブの形状をエッジウェイトで変えていけるというのが良いですね。もちろん、エッジウェイトを細かく調整するツール群はETEREA製のウェイトツール。これもまた本当に便利なオススメのツールです。

最終的にMODOの標準カーブへと変更することで、通常のモデリングを続行して行えるようになりますので、どうもMODOのカーブには馴染めないといった方も、ぜひ一度このETEREA Pseudo-NURBS for MODOをお試しください!

 

11月19日~21日 幕張メッセにて<Inter BEE 2014>出展!

11月19日(水)~21日(金)にかけて幕張メッセで行われる国内最大の映像放送機器展「Inter BEE 2014」におきまして、MODO JAPAN グループは(株)インディゾーン様およびボーンデジタル様のブースにおきまして、The Foundry社製品MODOを出展することとなりました:

<Inter BEE 2014>
開催日時:2014年11月19日(水)から21日(金)
開催会場:幕張メッセ国際展示場 (千葉県美浜区)

●インディゾーン ブース
ブース番号:6205 [展示ホール6]
MODOの常設デモ、ステージデモを予定いたしております。
詳細につきましては、下記(株)インディゾーン様ブログをご覧ください:
http://indyzone.jp/blog/archives/2014/11/_interbee_2014.html

●ボーンデジタル
ブース番号:6124 [展示ホール6]
毎日14時00分~14時30分、ステージデモを予定いたしております。
http://www.borndigital.co.jp/seminar/3262.html

MODOの開発元であるThe Foundry社の他の優れた製品群とあわせて、MODOを実際にご覧いただける絶好のチャンスとなっておりますので、<Inter BEE 2014>にお越しの際は、ぜひブースまで足をお運びください!

 

導入事例:DMax Imaging社

海外におけるMODOの導入事例に関しまして、先日はiOS向けゲーム「Monkey Slam」の開発に関する事例をご紹介いたしましたが、今回はDMax Imaging社による導入事例です:

http://www.thefoundry.co.uk/case-studies/behind-the-scenes-at-dmax-imaging/

非常に美しい映像ですよね。質感はもとより、パーティクルシステムも用いたアニメーションを活用して、効果的に表現されています。動きをつけることで、より視覚に訴えるデザインとなっているように思います。

このパーティクルの動きだしをずらす方法につきましては、下記のビデオにてご紹介しておりますので、ぜひそちらもご覧ください:

パーティクルの動き出しをずらすには

 

スクリプト:「Move Selected Points’ Position to Last Point」

今回はユーザー様からのご希望により制作したスクリプト「選択中の複数ポイントを、一番最後に選択したポイントの位置へと整列させるスクリプト」をご紹介します。

位置を合わせる方法は他にもいくつか考えられますが、このスクリプトは特に、ショートカットキーを割り当てることで、気軽に使うことができるツールとなるでしょう。コマンドをキーボードショートカットへと割り当てる方法につきましては、以下のビデオをご参照ください:

ショートカットキーを割り当てるには

 

SketchFabエクスポータキット 配布開始!

以前、本ブログでも3Dデータ投稿共有サービス「Sketchfab」用のエクスポータキットをご紹介したことがありましたが、この度改めまして、The Foundry社より本キットがMODO 601/701/801ユーザー用に無償配布されることになりました!

このSketchFabエクスポータを使いたい該当ユーザーの方は、MODO JAPAN グループ ダウンロードサイトにてログインの上、キットをインストールしてお使いくださいませ:

MODO JAPAN グループ ダウンロードサイト
※lpkファイルのインストール方法については、こちらをご覧ください。

SketchFabをインストールすると、画面上にSketchFabというラベルがついたボタンが出てくるようになりますので、そのボタンをクリックし、必要な情報を入力してアップロードすれば準備は完了!

試しにサンプルデータをアップしてみました。

Teeth
by Modo Japan Group
on Sketchfab

 

こんな感じで、ウェブに埋め込むことも簡単にできるので、ちょっとしてデータの確認などもウェブ越しに可能になります。The Foundryのフォーラムでは、いくつかサンプルもアップされています:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=3&t=93445

ご興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

レポート: 「MODO デジタル造形セミナー」

25日(土)に行われました 「MODO デジタル造形セミナー」、多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました!

まず最初はMODO JAPAN グループより軽くMODOと、フィギュア制作においてもお役にたつACS(Auto Character Setup)キット、およびMeshFusionのご紹介をさせていただきました。

DSC01569 次に、日本3Dプリンター株式会社様から、Up!Plus 2のご紹介をしていただきました。このUp!Plus 2、使いやすいうえに非常にクオリティ高く出力できる3Dプリンターで、認知度もかなり上がってきているようです。

DSC01573ご来場いただいた皆様も興味津々のようで、セミナーが終わると同時に、実際にUp!Plus 2で出力されたサンプルにわわわわわーっと人だかりが!

DSC01574同じく、今回Wacom様にもご協力いただきまして、Cintiq13HDCintiqCompanionを展示させていただいていたのですが、そちらもお客様が熱心に感触を確かめていらっしゃいました。 DSC01578そしてお待ちかね、浦川様によるMODO を用いた「幻影ヲ駆ケル太陽 太陽あかり」 (1/8スケール フィギュア)の原型を制作された際のワークフローをご紹介いただきました。具体的なソフトウェアの使い方というよりも、フィギュアを作られる際の姿勢といったものに重点をおいたセミナー内容であり、メモを取りながら熱心に聞き入られるお客様が多かったように思います:

DSC01581最後に、「幻影ヲ駆ケル太陽 太陽あかり」 (1/8スケール フィギュア)を会場のお客様のうち、1名様にプレゼントということでじゃんけん大会!原型を担当された浦川様からフィギュアを直接お渡しいただくという、付加価値プラスのプレゼントとなりました。

DSC01589満員御礼の今回のセミナー開催の会場としてご協力いただいたのはモノづくりコワーキングスペースMONO。こちらでは起業を応援するためのコワーキングスペースの時間貸し、3Dプリンタ/スキャナのご利用をはじめ、シャワー室や仮眠室まで完備してある理想的な施設です。ご興味のある方はぜひウェブサイトをご覧ください!

コワーキングスペース MONO

 

チップス:GoZを使ってZBrushと連携させる方法

今週末(10月25日(土))行われるセミナーMODO Professionals セミナー vol.5 「MODO デジタル造形セミナー」ですが、既に定員数に達しており、複数名様からキャンセル待ちご希望のご連絡も頂いているほど人気のセミナーとなっています。

このセミナーでもワークフローの一部として触れることになるかと思いますが、様々な制作活動の上でスカルプトに特化したツールZBrushとMODOとを連携させて作業されている方も多いかと思います。

今回はそのような使い方をされているユーザー様のために、(株)オーク様で公開されているGoZ MODOを使ってMODOとZBrushを連携させる方法をご紹介いたします:

ZBrush 4R6 : MODO 801/701 に GOZをインストールする手順
http://oakcorp.net/app-def/S-102/blog/archives/3647

大変丁寧に解説されていますので、ZBrushとMODOとを併用してご利用されるケースが多い方、またMODOとの連携がイマイチうまくいかないなと思っている方は、ぜひ一度こちらのページをご参照くださいませ!

 

ユーザープロファイル:(株)アニマロイド 北田清延氏・中澤元喜氏

国内におけるMODOユーザー様の事例をご紹介するユーザープロファイル、今回は(株)アニマロイド 北田清延氏・中澤元喜氏にお話を伺いました:

http://modogroup.jp/user-profile/animaroid.html

インタビューでは、MODOを使うことで、作業がスピードアップできるという点についてもお話し下さいました。もともとは違うソフトを触られていた環境の中でMODOを取り入れていただいていますので、その点、参考になる方も多いのではないでしょうか?ぜひご一読ください!

 

「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペー ン」開始!

台風が去ったら、ぐっと気温も下がり、秋らしい気候になってきましたね。食欲の秋、勉強の秋と、秋はいろんな活動をはじめるのに良い季節ですが、MODO JAPAN グループでは2D/3Dで制作活動を行っているデジタルアーティストの方々を対象に、ワークフローの拡充を応援するべく「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペーン」を実施いたします!

この「MODO 2014 秋のアーティスト応援キャンペーン」では、対象となる2D/3Dアプリケーションをお持ちのお客様に、MODO 8015万円オフでご提供いたします!このキャンペーンが適用されるのは、以下の4製品:

  • MODO 801 通常版/スタンドアローン(パッケージ) 通常価格 170,000円 → 120,000円
  • MODO 801 通常版/スタンドアローン(ダウンロード) 通常価格 168,000円 → 118,000円
  • MODO 801 通常版/フローティング(パッケージ) 通常価格 200,000円 → 150,000円
  • MODO 801 通常版/フローティング(ダウンロード) 通常価格 198,000円 → 148,000円

このキャンペーンは今月末まで!MODOを始めてみようかと検討されている方、またさらにMODOのライセンスを追加でご用意されたい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!!

 

チップス:NPRで手書き風の描画

MODOではセルエッジやセルシェーディングを実現するためのキットNPR(Non-Photo Realistic Kit)が用意されていますが、このNPRで実現できるのはセルエッジやセルシェーディングだけではありません。自分で作成したカスタムのブラシを用意して、自分なりの表現が可能になります:

http://www.3dartistonline.com/news/2014/04/create-hand-drawn-effects-with-3d-models/

上記ページで公開されている手順としては:

  1. Photoshopなどでスケッチトーンの画像を作る
  2. スケッチトーンの画像はタイリング処理を行えるよう、継ぎ目部分に調整を加える
  3. MODOでシーンを作成する
  4. NPRでスケッチトーンを適用する
  5. ライティングやタイリングの量などを調整する
  6. グーチトーンなどのマテリアルも併用し最終質感へと仕上げる

といった流れになります。MODO JAPAN グループサイトにもチュートリアルなどもご用意しておりますので、NPRキットをお持ちの方は、ぜひお試しくださいませ!