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キット&プリセット:「FlexFuse」

MODO 11.2のリリースと同時に、MeshFusionの作者Darrel Anderson氏が開発したキット&プリセット「FlexFuse」も公開されています:

https://community.foundry.com/discuss/topic/136402/introducing-the-flexfuse-kit-for-modo-11-2

こちらのキットには、プロシージャルモデリングを利用して作成されたメッシュアセットのプリセットがいくつも用意されており、専用のメニューも搭載されています。MODO 11.2で実装されたCloud Asset(クラウドアセット)機能により、プリセットブラウザから直接すぐにダウンロード&インストールできます。

flexfuse_install

Cloud Asset(クラウドアセット)機能の利用方法については、こちらの日本語解説ビデオをご覧ください:

プリセットブラウザからのアセットシェアの利用法

インストールされたプリセットはFlexFuse Geoフォルダの中に収められていますので、アクセスも簡単です。プリセットをダブルクリックしてシーンに読み込まれたモデルは、コントローラをドラッグするだけで、簡単に様々な形状へと変形させていくことが可能です。FlexFuse用の細かいメニューは、モデルパレットのFusionサブタブの中にボタンをクリックすると出てきます:

flexfuse

このコントローラはチャンネルハンドルという機能を利用して表現されていますが、共通に使えるインターフェイスとしてとても便利に使えます。共有して使えるようなアセットを作成する場合などには、ぜひ活用してみてください:

チャンネルハンドルの活用法

 

キャンペーン:「冬得キャンペーン」2017/12/11(月)~2018/01/09(火)まで実施!

12月に入り、2017年も残りあと1ヶ月!この年の瀬をMODOと共に過ごしていただきたい!ということで、「冬得キャンペーン」を本日より実施いたします!

この「冬得キャンペーン」ではMODOメンテナンス10%オフでご提供いたします。MODOメンテナンスは従来のアップグレード版に相当する製品であり、現時点で最新版のプログラムをお使いいただけるだけではなく、購入日より1年間の間にリリースされるメジャー・マイナー問わず最新バージョンを恒久的にお使いいただける製品であり、過去のどのバージョンをお持ちの方でもご購入いただけます。

最新バージョンであるMODO 11.2では、魅力的な機能が数多く実装されていますので、旧バージョンをお持ちの方はぜひこの機会にメンテンナンス購入をご検討ください:

MODO 11 シリーズ 新機能
MODO 10 シリーズ 新機能
MODO 901/902 新機能
MODO 801 新機能
MODO 701 新機能
MODO 601 新機能

また他にも用途別にキットとビデオをセットにしてご提供している「ACSセット(キャラクターアニメーション) 」「VP ARCHVIZ COMPLETEセット(建築ビジュアライゼーション)」「SLIKセット(スタジオライティング)」「NPRセット(トゥーンレンダリング)」もそれぞれお得な価格でご提供しておりますので、こちらもぜひどうぞ!

 

MODO 11.2 新機能【アイテムアセンブリRibTrimの使い方】

本日ご紹介するMODO 11.2新機能は、ElboPipeと共に、バージョン11.2から新たに追加されたアイテムアセンブリの一つRibTrimの使い方です。

アイテムアセンブリRibTrimの使い方

こちらもプロシージャルモデリングを用いて、フレームやリブなどを作り、さらにそれをMeshFusionと組み合わせることで、様々なパターンを簡単に作ることができます。またこのRibTrimでキーとなるのが、UVトランスフォームの機能です。UVに対応する3D箇所に合わせてデフォームするというこの機能は、RibTrimに限らずモデリングやアニメーションに非常に便利に使える機能ですので、使わないともったいない!

UVトランスフォーム機能の基本的な使い方、UVトランスフォーム機能を使ったモデリング例などを解説しているビデオもご用意していますので、ぜひご覧ください:

マイクヘッドの作り方

UV座標に対応する三次元空間位置へメッシュを変形するには

 

プラグイン:「TracerX」

前回ご紹介したプラグイン「PolyStrips From Curves」と同じ開発者が作ったMODOでモーショングラフィックスを実現するプラグイン「TracerX」をご紹介します:

TracerX

これらの機能はプロシージャルモデリングでコントロールされており、様々な表現が可能になっています。MODOの場合、プロシージャルモデリングはモデリングのみならず、アニメーション機能として役に立つ非常に優秀な機能であり、表現の幅が大きく広がっています。

TracerXの機能紹介ビデオ、また作例動画もいくつか公開されています:

また、ユーザープロファイルでもご紹介したクリエイターの吉開 裕司氏もこのTracerXを使った作例を公開されています。こちらもすごく素敵な映像となっていますので、ぜひご覧ください!

 

MODO 11.2 新機能【アイテムアセンブリElboPipeの使い方】

MODO 11.2では、新たなアイテムアセンブリも2つ追加されています。その一つが、パイプを簡単に作れるElboPipeです:

アイテムアセンブリElboPipeの使い方

アイテムアセンブリとは、プロシージャルモデリング機能を利用して、ある一定のパターンを持つメッシュを、パラメータを設定したり、ベースとなるメッシュを編集するだけで、様々なバージョンで作り上げることができるアセンブリの一種です。こういったアセンブリを用意しておくと、少ない工数で数多くのパターンを試すことができますので、ぜひとも活用していただきたい機能の一つです。

アイテムアセンブリに興味がある方は、ぜひアイテムアセンブリの作成方法についてもご覧ください:

プロシージャルモデリングのアセット化

 

MODO 11.2 新機能【MODO 11.2におけるUnreal Bridgeの追加・改良機能】

ボタン一発でUnreal Engineとのデータのやり取りを可能にしてくれるUnreal Bridge機能が、最新バージョン11.2ではさらに便利になりました:

MODO 11.2におけるUnreal Bridgeの追加・改良機能

データのやり取りがさらにシンプルになるだけでなく、データの構成の仕方なども指定できるようになっており、Unreal BridgeはMODOとUnrealでの作業において、ますます欠かすことのできないツールとなっています。

 

事例記事:「ゲーム制作におけるMODOワークフロー」最新記事公開

ゲーム制作におけるMODOのワークフロー」と題し、コラット高野様に執筆いただいている事例記事に本日新たに最新記事が公開されました!毎回、この事例記事ではモデリングやUV展開、ベイクなど、ゲームワークフローにおいて必要となる操作をMODOで行う方法などについて詳しく解説していただいていますが、今回はゲームマテリアルに関して取り上げていただいています:

ゲーム制作におけるMODOワークフロー : Unreal / Unity マテリアルについて

執筆されているコラット高野様は、実際にMODOを用いた制作を行っているクリエイターであり、これまでもMODOセミナーで何度かご講演いただいています。今回の記事でも、MODOでマテリアルの設定を行い、ゲームエンジンへと持っていく方法がかなり詳細に解説されていますので、初めてゲームエンジンへとデータを持っていってみたいという方にも、お勧めな記事となっています。

これまでの公開されている記事も含め、ゲーム制作ワークフローへMODOをどう組み込むかMODOでどういった操作が可能なのかといった点について、この一連の事例記事は非常にためになる資料となっていますので、ぜひご活用ください!

 

MODO 11.2 新機能【MODO 11.2におけるUV機能の改良点】

本日ご紹介するMODO 11.2新機能は、UV周りの改良点です。MODO 11シリーズではUV周りに対して強化が加えられており、MODO 11.1ではテクセル機能なども搭載されましたが、今回のMODO 11.2ではさらに直感的に使いやすくなるような工夫がなされています:

MODO 11.2におけるUV機能の改良点

特に反転していたり、また面積がゼロでUVが展開されているなど、エラーを起こしていると思われるポリゴンを選択できる機能などは、ユーザー様からのリクエストにお応えして追加改良された機能となっています。より一層使いやすくなったMODOのUV機能、体験版もご用意いたしておりますので、ぜひお試しください!

MODO 11 体験版お申込み:http://modogroup.jp/trymodo

プラグイン:「PolyStrips From Curves」

今週は米国において安売りウィークBlack Fridayということで、様々な海外製品のプロモーションが行われていますが、本日ご紹介するプラグイン「PolyStrips From Curves」も通常価格よりも20%オフで提供されています:

PolyStrips From Curves

このプラグインを使えば、カーブからジオメトリメッシュを一気に生成でき、またカーブ自身の編集も簡単に行えるため、ヘアマテリアルを使わずに、髪の毛を表現するポリゴンを作りたい場合など、非常に少ない工数での生成が可能です。

またメンテナンスも頻繁に行われており、現在最新バージョンは1.4。カーブからジオメトリを生成する際のひねりを編集したり、次期バージョン1.5ではプロファイルを活用できたりと、高い更新頻度でガンガン機能を追加されており、非常に期待が持てるプラグインとなっています。

同開発者による次回ご紹介予定の「TracerX」もまた、このBlack Fridayキャンペーンの対象となっているようですので、これを機会に手元に揃えておいてみてはいかがでしょうか?

 

MODO 11.2 新機能【MODO 11.2におけるMeshFusionの改良点】

サブディビジョンメッシュに対してリアルタイムブーリアン処理を行うMeshFusion機能は、最初にプラグインとしてリリースされ、MODO本体に組み込まれてからも、常に進化を続けている機能です。MODO 11.2においても、MeshFusionに以下の改良が加えられています:

MODO 11.2におけるMeshFusionの改良点

特にユーザーからの声が高かったエッジウェイトをサポートしたことにより、さらにMeshFusionの使い所も広がったのではないでしょうか。ぜひ作品制作にMeshFusionをご利用ください!