ChronoSculpt

 
LightWave - ChronoSculpt Overview

ChronoSculptとは?


ChronoSculptは、様々な3Dアプリケーションで作成されたアニメーションやダイナミクスシミュレーションのキャッシュファイルに対して、時間軸上でスカルプティングや変形ツールでの修正を可能とする、これまでの常識を根本的に覆したパワフルかつ最新のスタンドアローンアプリケーションです。 ChronoSculptには、"Hydra"テクノロジーをベースとした先鋭的なジオメトリエンジンの採用により、800万〜1000万ポリゴンといった非常に重たいオブジェクトであっても、変形や操作を簡単に行うことができます。

業界標準の頂点キャッシュファイル「Alembic」、「LightWave MDD」、「Autodesk Geometry Cache」などのフォーマットを使って、ダイナミクスシミュレーション上の問題箇所を修正したり、キャラクタの外観を容易に変更することができます。 さらに、タイムラインやシーン全体のレイヤー化されたスカルプティング"クリップ"を利用することで、キャッシュアニメーションのあらゆるフレームに効果を与えることができます。

ChronoSculptは、スカルプトまたは変形させたフレームを、LightWaveのモーフマップや(Autodesk Mayaのブレンドシェイプ用として)OBJ形式のオブジェクトファイルへ直接エクスポートすることが可能です。

ChronoSculptを利用することで、シミュレーションのちらつき、ソフトボディにおけるめり込み、シミュレーションによって散らばったパーツの削除など、様々な問題箇所に対して、ベイクされたダイナミクスシミュレーションのキャッシュファイルを即座に変更したり、修正を加えることが可能であり、作業時間を大幅に短縮させることができます。 例えば、スカートを履いた女性が歩行するシーンをソフトボディダイナミクスを利用して作成した際、スカートの裾に膝の部分がめり込んでしまったとします。通常ならば、LightWaveのシーン上で、歩行する足の位置を修正したり、ソフトボディダイナミクスを調整して、めり込んでしまった部分を修正することになりますが、このChronoSculptを使えば、データを読み込み、スカルプティングツールを使って、スカートに膝がめり込んでいる部分をペイントするだけで、ダイナミクスを計算し直すことなく、スカートの位置を補正することができます。

ChronoSculptの概要

これまでの常識を覆す時間軸によるスカルプティング
様々な3Dソフトウェアにて作成されたキャッシュファイルに対して、ダイナミクスシミュレーションで発生した問題箇所の修正やスカルプトによる変形を行うことができます。
スカルプトツール
時間軸上におけるジオメトリの変形と操作用のツールとして、スカルプト、ドラッグ、つまむ、消去などが用意されています。
変形ツール
ダイナミクスシミュレーションのキャッシュ内における時間軸上の個別のジオメトリを編集するためのツールとして、変形、ピン、隆起などのツールが用意されています。
ジオメトリエンジンの拡張
800万〜1000万ポリゴンといった膨大なジオメトリファイルに対して、容易に変形や操作を行うことができます。
汎用ファイルフォーマットのサポート
ChronoSculptは、あらゆる作業パイプラインにおいても対応できるように、LWO、 OBJ、LightWave MDD、Autodesk Geometry Cache、Alembicをサポートしています。
OBJブレンドシェイプとモーフマップのエクスポート
フェイシャル(顔の表情)用のモーフターゲットやデフォーメーションエフェクトを作成するため、Autodesk Mayaのブレンドシェイプ用OBJ形式や、LightWaveで直接扱うことができるモーフマップとして、タイムライン上のフレームを簡単に保存することができます。
タイムラインのクリップ
キャッシュアニメーション上に完璧な効果をもたらすため、またはアニメーション全体へと変更を加えるために、タイムライン上のどこにおいてもスカルプトで調整を加えたり、位置を変更したりすることができます。

シミュレーションの修正

編集を行っても、シミュレーションを再計算する必要はありません。


クロス(布)シミュレーションの調整

クロス(布)シミュレーションの作成は非常にやっかいです。納得のいくシミュレーションを作り出すためには、何回もテストを繰り返さなければなりません。ChronoSculptを使うことで、ブラシを使ってシミュレーションを微調整したり、めり込んでしまったエラー箇所だけを修正することが、簡単に行えるようになります。


ダイナミクスの修正

ダイナミクスのシミュレーションの修正用としてChronoSculptを利用することで、納期を大幅に短縮できます。 シミュレーションの一部に問題が見つかりそれを修正する場合、通常はそのシミュレーション全体を再計算させる必要があります。ChronoSculptは、この問題を解決する強力なツールとなるでしょう。


ダイナミクスのレスティング

シミュレーションで計算されたパーツの配置を、アニメーション全体に影響を与えることなく調整することは非常に困難です。ChronoSculptの"ピン(Pin)"ツールは、シミュレーションを再計算させることなく、調整したいパーツだけを選択し、配置を変えることができます。

ディテールの追加、バリエーションの作成

スカルプトは、モデルにより詳細なディテールを与えます。


ボーンアニメーションや、モーフ/ブレンドシェイプの手法を使用した場合、キャラクターが笑った時にできる顔の皺や、腕を曲げた時に出てくる腱のような繊細な表現が失われることがあります。高解像度のポイントキャッシュを出力し、ChronoSculpt上に読み込むことで、スカルプトによって繊細なディテールを与え、その結果のポイントキャッシュを出力して、元のモデルへと戻して適用させることができます。

時間軸上のスカルプティング

どんな変更も時間軸上でアニメーションさせることができます。


ChronoSculptの注目すべきツールセットは、全てのツールがキャッシュデータを時間軸上において編集できるということです。 シンプルな機能でありながら、便利なタイムライン機能を実装することで、既存のキャッシュデータを編集することができます。

紹介 / チュートリアルビデオ


   
LightWave Creator's Summer Session 2013(日本語) LightWave 11.6とChronoSculptの活用(英語) ChronoSculptとは?(英語)    

日本語環境について



  • ユーザーインターフェイス:
    • 日本語表記
  • 日本語マニュアル:
    • 日本語簡易マニュアル(PDF)が付属されます。

最小動作環境


Windows版:

    ハードウェア:
  • Intel Core 2以降もしくはAMD64
  • 64ビット:システムRAM:最小4GB

  • OS:
  • Windows Vista/7/8 (64-bitのみ対応)


Mac版:

    ハードウェア:
  • Intel プロセッサ
  • 64ビット:システムRAM:最小4GB

  • OS:
  • Snow Leopard 10.6以上


Linux版:

    ハードウェア:
  • Intel Core 2以降もしくはAMD64
  • 64ビット:システムRAM:最小4GB

  • OS:
  • 64ビット:CentOS 6

  • ※Linux版は日本語版のご提供はございません。NewTek社よりChronoSculpt英語版をダウンロードしてください。
    ※Linux版は技術的なサポートのご提供はしておりませんことをご了承ください。


ディスプレイ/グラフィックカード

  • 最小:64MB RAM、NVIDIA GeForce 8400またはATI X1600以上
  • 最小ディスプレイ解像度:1024 × 768ピクセル以上


その他:

  • ストレージ:最小300MBのハードディスク空き容量(コンテンツを除く)サンプルコンテンツをインストールするためには、約750MBの空き容量が必要となります。